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アスベスト関連ニュース

2016年9月12日(月)

九州建設アスベスト訴訟 第4回期日ひらく

早期解決のために基金創設を

「勝つまで闘うぞ」と原告団、弁護団、支援者みんなで団結ガンバロー!

「勝つまで戦うぞ」と原告団、弁護団、
支援者みんなで団結ガンバロー!

9月12日、九州建設アスベスト訴訟第4回期日が福岡高等裁判所でおこなわれました。朝から降り続く雨で、朝の宣伝行動、門前集会はできなかったものの、福建労支部、支援団体などから150人を超える参加者でした。

参加者全員が傍聴席に入りきれないため、傍聴する支援者以外は、中央市民センターでおこなわれた國嶋弁護士の講師による「アスベスト学習会」に参加しました。

学習会で國嶋弁護士は、訴訟の目的について、「経済発展を理由に、国はアスベストが危険だと知りながらそれを認めてきた。企業もわかっていながら使い続けてきた。その国と企業の責任を明確にして、あやまらせて償わせることが第一だ。そうしなければまた同じ過ちを繰り返す」とのべました。さらに「じん肺被害では、日本で最大の被害数を出しているのがアスベスト。その被害は建設労働者に集中している。建材メーカーと国がこの事態を発生させた」と強調しました。さらに「国に基金を創設させて、国会にも働きかけて早期の解決をめざそう」と訴えました。

報告集会では、体調不良のために病院に入院していて参加できなかった平元原告団長の参加者への手紙を紹介。石原原告副団長の決意表明、また期日で陳述した石橋原告と津野原告が、陳述の報告をおこない、決意表明をおこないました。山本弁護団長が裁判の経過をのべ、支援団体の福建労下川委員長、熊建労代表、西日本じん肺訴訟長崎請求団代表、築炉じん肺第二陣訴訟のことを、建交労大牟田の平川さんがそれぞれあいさつしました。その他に訴訟弁護団が裁判の報告をおこないました。

また夫を昨年の6月に中皮腫で亡くし、ご自分で「あさがおの会」を探して入会された方が、あいさつしました。

土井支える会会長が、閉会あいさつと団結ガンバロウーをおこない閉会しました。

次回期日は、12月19日です。

2016年09月12日 | アスベスト関連ニュース |

 

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