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熊本地震支援ニュース

2016年8月30日(火)

熊本震災支援行動

「全木協」応急仮設木造住宅建設 オレ達に任せろ

熊本震災支援行動

工期が短く厳しい現場もあったが
やりがいのある現場だったと就労者

熊本地震からもうすぐ5ケ月です。応急仮設木造住宅建設も終盤に差し掛かっており、8月15日現在、全木協による応急仮設木造住宅は、25団地480戸着手され、うち13団地189戸が完成しています。熊本地震における応急仮設住宅全体に占める全木協の割合は約12%で、木造比率は約15%(600戸)、うち全木協が約80%(480戸)を占めています。現在までの延べ就労者数は677人(実人数432人 福建労は実人数57人が就労)です。

応急架設木造住宅建設で
熊本の力になりたい(就労者の声)

何かしたいと思い応募

北九州支部 蔀(しとみ)浩二さん

北九州支部 蔀 浩二さん今回、応急仮設住宅工事に応募したのは、親戚が益城にいて、地震後すぐ熊本に行きましたが状況がひどかったのを目の当たりにして、何かしたいと思ったことです。実際に工事にかかわって、鹿児島の方や40代の方はとにかく仕事が早かった。熊本で役員をされている大工の方と私は組んだのですが、帰るまでに2人で2棟を建てることができて良かったです。

若い人や他県の人の技術を学べたことや、今回の応急仮設の作成技術についても、断熱・防音がとてもしっかりしていて勉強をさせてもらいました。

また、熊本ではまだまだ避難所の公民館などにいると、ストレスに耐えられず全壊の家に帰りその家で暮らす人も多くいるそうです。私が工事に入った地域では2万棟が倒壊しているのに、解体と仮設住宅作りが進んでいないこともあり、地震現場の復旧にもまだまだ人手がいる状況です。熊本の人の力になりたいと考えています。必要なときはぜひ声をかけて下さい。

地域の人に元気もらった

嘉飯支部 平埜(ひらの)隆廣さん

嘉飯支部 平埜 隆廣さん祖父が熊本出身だったこともあり、何か熊本のためにできることはないかと思っていました。父からも「熊本のために行って来い」と言われ、自分の仕事を無理を言って伸ばしてもらい、参加を決意しました。

毎日休みなくたいへんでしたが、部活帰りの中学生から「お疲れ様です。ありがとうございます」と声をかけられることもあり、逆に元気をもらいました。

現場監督は熊本県在住で、震災復興へかける想いが人一倍あり、その熱意が伝わってきて、みんなを動かしました。毎日3時にアイスを買って来てくれたり、棟上げの後は焼肉に連れて行ってくれたりもしました。

2回目に行った時は、ほぼ同じメンバーだったので、要領はわかっていましたが、それでも毎日残業で工期ギリギリまで作業がありました。みんなの心が一つになっていたので、何のトラブルもなく終わらせることができました。何よりも良かったことは仲間がものすごく増えた。大分や長崎の人もいましたが、みんなと仲良くなり、貴重な経験になりました。今後も建設職人として協力できることがあればやっていきたいです。

2016年08月30日 | 熊本地震支援ニュース |

 

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