2020年10月
日本一の「八女茶」
主婦の会で楽しく
八女市を中心に栽培されている「八女茶」をご紹介します。
1423年に周瑞禅師が中国(明)より種子を持ち帰り八女市黒木町笠原に播いたことが始まりとされ、800年の歴史があります。笠原にある「霊巌寺」には八女茶発祥記念館もあります。
八女地方は、雨量も多く昼と夜の温度差もあり、山間地は霧が多く発生するため、上質茶の栽培に適しています。なかでも緑茶の中では最高級の玉露は、11年連続で農林水産大賞を獲得し、日本一の味と生産量を誇ります。
上陽町や星野村や広川町に行くと、お茶を販売するお店やお茶畑がいたるところにあり、改めてお茶の生産地だと実感します。そもそもお茶は、抗菌作用、発がん抑制、老化防止、虫歯・口臭予防、疲労回復などの効能が明らかになっています。渋みが少なく甘みのある八女茶は、色々なスィーツに使用され、カフェも数多くできています。
先日、主婦の会で、打ち合わせを兼ねたお茶会を支部事務所近くのカフェ(牛島製茶)で行いました。玉露が練りこまれたパンケーキと甘さ控えめ生クリームの相性は抜群です。偶然にもお店の方のご家族が福建労の組合員ということで、取材にも力が入りました。
2020年10月