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稲童1号掩体壕(えんたいごう)

2022年4月

稲童1号掩体壕(えんたいごう)

稲童1号掩体壕 奉安殿

機銃の跡や、奉安殿、格納庫など、第二次世界大戦の戦跡が残る稲童1号掩体壕(えんたいごう)。沖縄・普天間基地機能の移設として米軍が使用できるよう、滑走路工事や弾薬庫建設工事が進められている築城基地から車で7分の位置にあります。

戦争を知らない世代の私は、地元市議のガイドのもと初めてこの場を訪れ、「行橋で戦争があったのか」と驚かされました。米軍機の空襲で機銃掃射があり、多くの住民が殺され、当時の銃痕が残る民家の塀が残されています。また、御真影といわれ神格化された天皇・皇后の写真と教育勅語を保管していた奉安殿が残されており、その多くはGHQにより取り壊されているため、現存するのは数少ないとのこと。圧倒的な存在感を放つ掩体壕は、空襲から軍用機を守るための格納庫として建設され、現在、老朽化による崩落の恐れがあり、中に入ることはできません。

私が訪れたときも地元の方が周辺の草むしりなどを行い、丁寧に保存している様子でした。ふたたび戦争の惨禍を繰り返さないこと、深く胸に刻む機会となります。ぜひご家族と一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。

2022年4月

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