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労災保険

事業主・一人親方のみなさんへ労働保険に加入することは
従業員とその家族、
そして会社を守るということ

事故が起こってからでは手遅れです

下請の事業主や親方、材料持手間請等は、事業所労災が使えません。中小事業主(第1種)、1人親方(第2種)や家族も、労災保険の特別加入ができます。とくに最近、1人親方や事業主(家族含む)の重大事故が相次いでおり、万一のために必ず労災保険の特別加入をしておきましょう。

建設業では労働者をひとりでも使っているすべての事業所は労災保険の強制適用事業として、事業主は労災保険をかけることが法律で義務づけられています。もし事故が起きた時、労災保険に加入していなかったら、事業主責任(弁償)がとらされ重大事故では数千万円もの弁償となり大変です。『ころばぬ先のつえ』として必ず加入しましょう。建設業では、下請が雇った労働者の災害の補償は元請責任となります。(いわゆる手間請の場合は、労働者と認められず元請の労災保険が適用できないケースが増えています)

●医療費
治るまで全額無料です。入院給食費、コルセット等も給付されます。
●休んだときの手当
休業4日目から1日につき給付基礎日額の8割が休業期間中支給されます。
●死亡した場合
遺族補償、葬祭費が支給されます。障害補償年金もあります。
●通勤途中のケガにも対応
通勤中のケガにも対応します。

建設労働者の職業病

建設業は職業病のデパートと言われています。現場でのケガは通常の労働災害ですが『継続性』の疾病(しっぺい)は職業病です。心当たりのある方は支部事務所へご相談ください。

※申請は職歴等が必要です。

振動病・じん肺・喘息・ガンなど


労働災害の発生率が他産業より高い建設産業だから、
事故が起きた時のことを考えて、できるだけ補償の高いプランがオススメです。

労働基準監督署では、中小事業主(本人・家族専従者や役員)や一人親方の労災加入はできませんが、福建労で手続きをすると加入できます。自分の加入する給付基礎日額をいくらにするかによって保険料・補償額が異なります。

一人親方・事業主 特別加入保険料

30年度の保険料です。

基礎日額(希望) 特別加入年間保険料( )内は保険料率 休業補償額
基礎日額の8割が休業期間中支給
建設業の
一人親方(18/1000)
建築事業の
事業主(9.5/1000)
既設建築物
設備工事の
事業主(12/1000)
25,000円 164,250円 86,687円 109,500円 20,000円
24,000円 157,680円 83,220円 105,120円 19,200円
22,000円 144,540円 76,285円 96,360円 17,600円
20,000円 131,400円 69,350円 87,600円 16,000円
18,000円 118,260円 62,415円 78,840円 14,400円
16,000円 105,120円 55,480円 70,080円 12,800円
14,000円 91,980円 48,545円 61,320円 11,200円
12,000円 78,840円 41,610円 52,560円 9,600円
10,000円 65,700円 34,675円 43,800円 8,000円
8,000円 52,560円 27,740円 35,040円 6,400円
6,000円 39,420円 20,805円 26,280円 4,800円
5,000円 32,850円 17,337円 21,900円 4,000円

※事業主特別加入では業種により保険料が変わります。
※別途事務費が必要になります。
※1人親方特別加入の事務費は1,000円(年間前払いの場合)です。3回分割は3,000円。

事務労災、事業主特別加入(第1種)は、建具木工等1000分の14、
畳・表具等1000分の6.5などもあります

事業主と同居している家族(父母・配偶者・兄弟・子)も仕事をしている場合は、事業主だけでなく、家族の皆さんもそれぞれ「労災特別加入」しないと労災保険給付を受けることができません。

建設事業の保険料

建設事業の場合は、年間の元請工事額によって保険料を計算します。

事業内容により料率が異なります。
30年度の保険料です。

年間保険料 建築事業 既設建築物設備工事 その他の建設事業
年間請負
工事高
労務費率 100分の23 100分の23 100分の24
保険料率 1000分の9.5 1000分の12 1000分の15
1,000万円 21,850円 27,600円 36,000円
2,000万円 43,700円 55,200円 72,000円
3,000万円 65,550円 82,800円 108,000円
5,000万円 109,250円 138,000円 180,000円
8,000万円 174,800円 220,800円 288,000円

※事務費は保険料の10%です。

福建労で「たすかりました」

北九州支部 Tさん(解体工)

私は事業主として住宅解体工事業をしています。日頃から危険な仕事なので、いつも気を張ってしていたのですが、6月頃からの梅雨時期の豪雨や台風の影響もあり。2週間以上も仕事が遅れていました。

そのせいもあって気が焦っていたのでしょう、屋根の瓦おろしをしていた時、瓦止めの胴縁が外れてしまい、大きく体制を崩した際、落下しないように体のバランスを保とうと左足に全体重をかけた途端、今まで味わったことのない痛みが走り、見る見るうちに腫れてきて骨折したかと思いました。

通院後福建労へ電話しましたら、すぐに書類の対応をしていただき対応の早さにびっくりしました。労災認定もされ感謝しております。

危険と隣り合わせの仕事です。従業員の生活もあります。仕事ができなくなった時のためにも労災保険は大事だとつくづく思いました。

(機関紙「福建労」15年11月号に掲載)

労災保険に上乗せして保障


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