建退共
国がつくった退職金共済建設業退職金共済制度
すべての公共工事で働いた日数分の証紙は、
無料で貼ってもらえます。
建退共(建設業退職金共済制度)は、法律にもとづいて国がつくった制度で、国の補助もついています。この制度は、建設業の現場で働く人たちのもので、町場、野丁場にかかわらず、どこの現場で働いても、働いた年数に応じた退職金が支払われます。
公共工事は、建退共の掛金相当分を含めて元請に支払われています。元請から無料で働いた日数分の証紙がもらえます。必ず請求しましょう。また、事業主が負担した掛金は、必要経費になります。
一人親方は福建労ですぐ加入できます
福建労が任意組合になっているので、1人親方が加入することができ、退職金を受け取ることができます。ただし、掛金は本人負担になります。 まず、福建労に申し込み「退職金共済手帳」をつくりましょう。
2021年10月1日から建退共の運用利回りと掛金日額が改定されました
現行の予定運用利回りが3.0%から1.3%に引き下げられました。
2021年9月までの掛け金積み立て分については、3.0%の運用利回りが運用されます。
証紙の掛金日額が310円から320円に引き上げられました。
退職金額(1ヵ月25枚ずつ貼った場合の目安額)
※この退職金表は、2021年10月以降からはじめた人の場合です。退職金水準の見直しは、数年毎に行われます。
※退職金支給額は、共済手帳に貼付された証紙21枚分を1カ月とみなして計算します。
※掛金納付月数が、12カ月以上24カ月未満の場合、退職金の額は掛金納付額の3〜5割程度の額となります。
納付年数 | 退職給付金額 |
---|---|
1年(12カ月) | 24.192円 |
2年(24カ月) | 161,280円 |
5年(60カ月) | 414,087円 |
10年(120カ月) | 893,559円 |
20年(240カ月) | 1,933,479円 |
30年(360カ月) | 3,038,919円 |
40年(480カ月) | 4,268,007円 |
建退共カーブ2021年10月以降から適用した場合
※退職金額は費用、収益及び経済事情等を勘案して予定運用利回り及び掛金日額が見直されることにより、変動することがあります。
いま新加入すれば、50日分の証紙(16,000円分)が無料サービスとなります。