トップ > Webニュース > 福建労Webニュース > 急がれます「公契約条例」
福建労Webニュース
2013年9月1日(日)
急がれます「公契約条例」
福建労が賃金アンケート調査を実施
福建労で取り組んだ2013年6月分の「賃金実態調査」(賃金アンケート)が集約されました。
調査の結果、平均日当は大工で14,251円、各職種で13,427円(表参照)。
全職種の平均額は13,689円でした。
希望する日当は全職平均で17,862円となっています。実際の額と4,000円弱の開きがあります。
2013年度の公共工事設計労務単価は、福岡県で14,651円です。今回の結果と比べ1,486円少なくなっています。
設計労務単価は、建設労働者の賃金相当額であって、賃金以外の必要経費は含まれていません。
設計労務単価が必要経費を含んだ額と誤解され、建設労働者に支払われる賃金が低く抑えられています。
この状況が、民間工事の不当な賃金・単価の引き下げの大きな要因になっています。
建設業界に最低賃金を決め、元請け受注者にその遵守を義務付ける、「公契約条例」の制定が急がれます。
2013年09月01日 | 福建労Webニュース |
コメントは許可されていません。