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福建労Webニュース
2016年11月14日(月)
沖縄平和ツアー
高江ヘリパッド建設許さない
~高江ヘリパッド反対の現地レポート~ 2016年11月12日・13日
沖縄で開催された労災セミナー(2016.11.12・13)で、沖縄に行った福建労の参加者が「沖縄に行くのだから、今の沖縄の現状を体感し、是非高江のヘリパッド建設反対の住民を励まそう」と現地を訪問しました。 沖縄東村高江の現実は、半年前にやってきた時とは全然違い、全国から寄せ集められた機動隊員によって完全にガードされています。 ヘリパット建設工事をすすめるために、一般車両を通行規制し、ダンプカー3~4台をパトカーで前後を挟んで砂利搬入を強行しています。我々も当然のごとく約1キロ手前で規制され、そこから抗議行動をおこなっているみなさんのところまで徒歩で移動しました。
その徒歩さえも一人に一人の機動隊員が付き添いガードしてきます。
「ついて来るな」と言っても反応せず、無言のままで持ち場、持ち場の機動隊員が交代して我々の行動をガードする異様な状況です。
「やんばるの森」へのダンプ出入口には沢山の抗議の人、その何倍もの機動隊員の数にさらにビックリです。
抗議する人々の人間らしい顔つきには感銘し、職務でおこなっている若い機動隊員の威圧する顔や悲壮な顔つきとは対照的です。
現場はひっきりなしにパトカーに先導されたダンプが往来します。
そのたびに「森を壊すな!、工事はやめろ!、ヘリパットは要らない!、生活を奪うな!、警察は帰れ!」と叫び、工事の中止を訴えます。
私たちも少しの時間でしたが大きな声で抗議の声を出してきました。
それにしても安倍内閣は沖縄県民がこれだけ反対しているにも係らず、全国から機動隊員を動員して、力ずくで基地建設をおこなっています。
そのことを体感して、安倍内閣の強権的な姿勢が恐ろしくなりました。
平和と豊かな自然を守ることは大人の責任です。
とにかく全国から、辺野古でも高江でも「新たな基地をつくるな」と大きな声をあげることが大切です。
2016年11月14日 | 福建労Webニュース |