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福建労Webニュース

2018年5月1日(火)

技能労働者の処遇改善に建設キャリアアップシステムが始まります

賃上げ交渉に活かすことが重要

建設キャリアアップシステムは、技能者の資格、社会保険加入状況、現場の就業履歴等を業界横断的に登録・蓄積する仕組みです。システムの活用によって、技能者が能力や経験に応じた処遇を受けられる環境を整備し、将来にわたる建設業の担い手を確保します。建設業就業者数は498万人(2017年平均)で、ピーク時(1997年平均)から約27%も減少しています。技能者不足が問題となっていますが、将来にわたる担い手不足、次世代への技術継承が大きな課題です。

我が国全体が少子高齢化に直面していますが、建設業は、就業者の34%が55歳以上である一方、29歳以下は約11%と全産業を大幅に上回るペースで高齢化が進展しています。このシステムで、期待できることは、技能者一人一人についてどのような資格を持ち、どの現場で何日就労したかなどを業界横断的に登録・蓄積する仕組みをつくり業界全体で、技能者一人ひとりの技能や経験をしっかりと〝認め〞〝育てる〞ことが目的です。

システムを利用することによって、技能者にとって同一の評価基準が設けられ、元請に対して賃金や労働条件などの引き上げ交渉などに期待が持てます。申請の仕方や今後の具体的な日程については、支部事務所にお尋ねください。

 

国土交通省 建設キャリアアップシステムページ
http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_fr2_000033.html

2018年05月01日 | 福建労Webニュース |

 

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