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福建労Webニュース
2011年1月5日(水)
下川委員長年頭のあいさつ
団結して運動の発展の年に
新年明けましておめでとうございます。
年頭にあたり、組合員とご家族のみなさんのご多幸を心よりご祈念申し上げます。
建設産業を取り巻く状況は相変わらず厳しく、本当に仕事がない、景気の低迷や低入札ダンピングで賃金や労働条件は悪化し、不払いも多発していますが、私たちの大きな運動で吹き飛ばして良い年になるようにしたいものです。
また、こんなときこそ国や自治体の果たすべき役割は大きく、官による仕事おこしで、内需拡大・景気回復を図るべきです。『仕事与えよ』『税金は国民のために使え』の大運動を展開して苦境を乗りきりましょう。
期待をされた民主党政権も、政治・経済・安全・雇用などで求心力を失い、法人税は下げるが、社会保障は切り捨て。税金は世論誘導でいずれ引き上げでは納得できません。
仕事やくらしを苦しめるこれらのことを注視しながら、春の統一地方選挙や首長選挙、近々の予想される総選挙に願いを反映させるためにおおいに奮闘しましょう。
福建労がやるべき課題は、仕事おこし・働くルールの確立と公契約の推進・建設国保を守り社会保障を充実・アスベスト補償や現場の安全を確保・これらを保障する組織の拡大などがあると思います。中でも明るい話題として、私たちの1番の願いである仕事おこしでは、住宅リフォーム助成制度が175自治体で実現し、業者も職人の地域も自治体もたいへん喜んでいます。経済効果も抜群です。
これもみんなの頑張りであり、運動の成果です。引き続き、仕事とくらしを守るために団結して運動を発展させましょう。また、たたかう仲間の拡大もお願いしまして、年頭のごあいさつといたします。
2011年01月05日 | 福建労Webニュース |