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福建労Webニュース
2021年4月8日(木)
中建国保の新年度の保険料が決まりました
「ハガキ要請行動」等の運動の結果、前年と同水準の保険料を確保
「けがと弁当は手前持ちと言われた建設職人にも健康保険を」と私たちの先輩がさまざまな困難を乗り越えて運動を続け、1970年に設立したのが、中建国保をはじめとする「建設国保」です。建設職人の命と健康を守るため、設立以降も、運営の健全化だけでなく、健康診断や職業病の掘り起こしなどについて、労働組合の運動と一体となって取り組んできました。
「中建国保」は「建設労働組合と一人ひとりの組合員の運動でつくり育ててきた」制度です。その中で、収入の多くを占める国からの補助金は、運営に大きく影響します。主な取り組みの一つとして中建国保設立直後から現在も行っているのは、全国の仲間が協力して建設国保の制度改善・安定運営のために国の補助金を確保するためのハガキ要請運動です。仲間の切実な訴えを「手書きのハガキ」で厚生労働省に届けることによって省内の理解を広げ、補助金確保の大きな力となっています。
今年度の保険料については、毎年取り組んでいる、「ハガキ要請行動」等の運動の結果、前年と同水準の補助金を確保することができました。
引き続き、「ハガキ要請行動」などの予算獲得運動へのご協力と、国の社会保障負担の底上げを求める声をもっと広げていきましょう。
2021年04月08日 | 福建労Webニュース |