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青年部ニュース
2010年9月1日(水)
青年技能競技大会 宮田さん(西福岡)が優勝!
青年大工の技術の向上と伝承の目的で毎年開催している「第14回青年技能競技大会」が7月18日に福建労大牟田支部会館にておこなわれました。
この競技大会は、福建労に加入している青年大工が集まり「四方転び踏み台」を仕様概要にしたがい6時間以内に作成するものです。今年は県内9支部から18選手が出場しました。
開会式と競技説明を終え、緊張感で静まり返るなか競技が開始されました。 選手たちは図面の作成にとりかかり、早い選手は35分ほどで完成させ、早い選手につられるように次々と図面が審査室へ運ばれます。
その後も部材の木削り、墨付け、加工・組み立てと手際よく作業をすすめ、その姿はまさに「職人」。作業ペースも年々早くなっています。
6時間の競技時間を終え、昨年を上回る13選手が完成させ、審査の結果【1位】には宮田智さん(西福岡)が入り、悲願の初優勝。【2位】には、槇原優作さん(筑後)が入り、初の全国切符を手にしました。【3位】には昨年に続き黒田泰弘さん(田川)が入りました。
この上位3選手は、9月に北海道でおこなわれる全国技能競技大会に出場します。
青年職人の要求であり、これをきっかけに組織強化にもつなげようと取り組んでいる技能競技大会。技術向上だけでなく「本人が大工の基本に立ち返る、見る人が大工の技術を肌で感じられる」そういった重要な取り組みにもなっています。
2010年09月01日 | 青年部ニュース |