2020年7月
北九州が発祥の地“焼うどん”
全国各地でご当地グルメに
B級グルメの中でも全国的に有名な焼きうどん。実は北九州市が発祥です。
1945年創業の「だるま堂」
戦後の食糧難に焼きそば麺の代用品として、干しうどんを使った「だるま堂」の「焼うどん」が小倉焼きうどんの始まりでした。小倉といえば焼きうどん、焼きうどんといえば小倉と言われるくらいで、ほとんどの飲食店で食べることができます。昔ながらの焼きうどんは干しうどんですが、定番の乾麺のほかに各店で生麺・チルド麺・平たい麺も使用されてます。
今ではローソンが九州・下関地区限定で焼きうどんを発売。東洋水産が北海道限定でカップの焼きうどんを販売。
「北九州青年みらい塾」が母体となって、飲食店や有志で「小倉焼うどん研究所」を結成し、イベント参加や観光用の地図を作製するなどの活動を行っています。なお、小倉発祥焼うどんの場合「焼き」ではなく「焼」と表示されています。
北九州でオススメの店といえば、1945年創業の「だるま堂」でしたが、2019年12月に二代目店主が亡くなったため閉店しています。現在は町づくり団体が継承し、2020年7月に再開予定となっています。皆さんも北九州に足を運んだときは是非、焼うどんを食べてみてください。
2020年7月