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アスベスト関連ニュース

2023年8月1日(火)

建設アスベスト大阪2陣・3陣地裁判決

最多12社に賠償命令

6月30日に関西建設アスベスト訴訟2陣・3陣の大阪地裁判決が言い渡され、これまでの建設アスベスト訴訟判決で、最多の12社(※)の賠償責任を認めました。この判決には、九州訴訟として、矢野誠顧問、丸山2陣原告代表、熊建労の木村委員長と古島書記長が支援参加しました。

建設アスベスト裁判では最多の12社に賠償命令

建設アスベスト裁判では最多の12社に賠償命令

 

村松弁護団長のコメント
村松弁護団長は、裁判官が積極的に被害者の声に耳を傾け、被害の実態を丁寧に判決に表したことに対して「アスベスト被害の本質をとらえた判決だ。裁判長は当日、判決要旨を読み上げた。原告の悔しさを受け止めてくれた」と話しました。また、最高裁の差し戻し審(神奈川1陣)で原告と和解した「ノザワ」が争う姿勢でいることについては、「今回は和解に至らなかった。だが、今後和解する可能性はある。企業との話し合いを強めていく」と決意を示しました。

丸山2陣原告の声
今回の裁判で、これまでの最高裁判決で示された賠償対象企業10社が、12社に拡大されたことはとても良かったです。この判決を見ても、企業に対する包囲が着実に狭まっていると思います。この状況まで到達できたのも、1陣原告や組合、弁護士の方のおかげです。これからの九州の裁判でも更なる企業責任を認めさせることができるように、私自身も頑張っていきたいと思います。引き続き皆さんの支援をよろしくお願いします。

 

※賠償対象企業
A&Aマテリアル・ニチアス・ノザワ・MMK・日鉄ケミカル&マテリアル・太平洋セメント・大建工業・日東紡績・神島化学・積水化学・日本インシュレーション・パナソニック

2023年08月01日 | アスベスト関連ニュース |

 

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