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アスベスト関連ニュース

2023年8月1日(火)

建設アスベスト2陣22回期日

遺族に対する心ない企業の尋問に怒り

6月30日建設アスベスト2陣22回期日があり、この期日には、日本共産党仁比参議院議員が急遽駆け付けて、訴訟団を励ましました。支援者142人(内福建労87人)が参加しました。
原告本人尋問では、4人の遺族原告が、それぞれ故人の生前の仕事の様子や無念の思いを時折声を詰まらせながら陳述しました。
企業代理人の弁護士の尋問は、相変わらずアスベストが原因でないことを何とか原告から引き出そうとする被害者の心情を逆なでするような尋問でした。

訴訟支援者らを前に激励する仁比聡平議員

訴訟支援者らを前に激励する仁比聡平議員(右)

【傍聴者の声】  訴訟から15年、企業は早期に和解を

それぞれの遺族の悲痛な陳述を聞きました。「もうだめなのかな」「苦しい、苦しい」「死にたい、死のうごたる」など、夫や父の最後の言葉でした。遺族の陳述には、その無念がこみ上げてくるのが伝わってきます。
提訴から15年、石綿含有建材の危険性を知りながら、販売と使用を推進してきた建材メーカーは損害賠償の支払いを命じた最高裁判決を厳粛に受け止め、深く謝罪し、和解を成立してもらいたいと願います。そして今後の被害者のために給付金制度への参加をもとめます。
今回の参加で、よりいっそう組合の仲間たちと活動していきたいと思いました。

2023年08月01日 | アスベスト関連ニュース |

 

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