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福建労Webニュース
2011年11月18日(金)
11・18「建設職人怒りの総決起集会」に420人
11月18日「建設職人怒りの総決起集会」を福岡県庁近くの「パピヨン24ガスホール」で開催し、来賓含む420人が集まりました。
午前10時からの決起集会には、共闘団体・県議・全建総連など来賓も駆けつけ「地元業者への仕事おこし」や「現場にルールづくりを求める」などの決意が語られ特別決議を参加者全員の拍手で確認しました。
午後からは総勢47人の県交渉団を見送り、雨でデモ行進と座り込み集会が中止になったためガスホール内で来賓・各支部代表者から「仕事がない」「飯が食えない」「仕事をまわせ!」「住宅リフォーム助成制度をつくれ!」など、怒りに満ちた決意表明がされました。
県庁との交渉では、県庁職員の県民の声を全く聞かない姿勢が浮き彫りになりました。
09年4月におこなった「県庁請願行動」の際に組合員一人ひとりが直接県職員へ手渡し提出した6万筆を越える個人請願署名。また、今年3月に県の代表団で提出した1万7千筆の署名。このいずれも県知事に届けられておらず、さらには保管場所すら把握していないことが交渉の際に明らかになりました。
それだけでなく、交渉の3ヶ月前に要請書を提出していたにも関わらず、その間「要請項目」対し、何の検討もされていなかったのです。それが明らかになり、交渉団から怒りの声が飛び交い「今回の署名を知事まで届けてくれ」と詰め寄りましたが、県の職員は「私たちは知事に附託されている」と答えるだけで知事に届けることを約束しません。
要請に対する我々の追求にもまともに答えませんでした。
しかし今回、成果もありました。県との交渉に出利葉県議会議員(緑友会・うきは市)と松尾県議会議員(自民党・春日市)が私たちの要請に応え県庁交渉に参加されました。また、私たちの要求に賛同する県議会議員が10人にのぼりました。
仕事を増やし、未来に希望が持てる建設産業にしていくために粘り強く運動をおこない、県民(労働者)の痛みが県知事に届くまで今後も運動を続けていくことが必要です。福建労一丸となって取り組みましょう。
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