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福建労Webニュース
2020年1月1日(水)
年頭のごあいさつ 執行委員長 江口謙二
地域で豊かな結びつきをつくり、組合の魅力広げよう
新年明けましておめでとうございます。
仲間のみなさん、健やかに新しい年を迎えられたことでしょう。
昨年11月11日の「九州建設アスベスト高裁判決」では、東京・京都・大阪・に続き、国と企業責任だけでなく、一人親方に対する責任も認めさせるといった大きな前進を勝ち取りました。これにとどまらず、今後は、国と企業が応分の負担をする基金の創設を求めるなど、全ての被害者を救済できる制度を求め取り組んでいきます。
建設産業は重層下請け構造のなか、下に行くほど搾取され請負代金が下がっていきます。そのため、建設業界は賃金が低く若手入職者が育ちません!魅力ある産業にするためには、働き甲斐のある賃金を保障する仕組みを作る必要があります。法定福利費と上がった設計労務単価を上位事業者へ請求し獲得するといった、当たり前の建設産業に改革することが福建労の役割です。
そして、福建労の組織拡大運動では、最高組織現勢14,023人を皆さんの頑張りで達成しました。引き続き、各支部での現場宣伝や賃金運動とも結んだ行動をし、地域で豊かな結びつきを作り、対話訪問行動で力を発揮できたことは大きな喜びです。
組織の力を建設産業の民主化に向けて大いに発揮していきましょう。
2020年01月01日 | 福建労Webニュース |