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2021年11月16日(火)

建設アスベスト2陣訴訟 国の謝罪を受けて和解締結へ

2陣・1陣原告 順次国との和解へ、残された企業との闘いへ

建設アスベスト訴訟2陣和解期日が、11月10日福岡地裁でおこなわれました。
この期日は、9月27日におこなわれた11回期日で、国からの九州訴訟で初の和解の申し入れがあり、それを受けて行われたものでした。

弁護団や2陣原告の代表者が法廷に入廷。それ以外の支援者はサイエンスホールで和解の内容について学習しました。
期日終了後に期日報告会がおこなわれ、山本弁護団長が「(国からの和解提案は)謝罪もあれば、補償もある。みんなで喜び合いたい。さらにまだ和解してない原告も国は順次和解する見通し、2陣の大部分の原告について和解が成立したこと。和解が成立していない原告についても順次和解する」と解説しました。
田中弁護団事務局長は、「今回和解したのは7家族20人。国は被害者の原告に対して深くお詫びすると謝罪、一人1100万円以上の和解金。和解はうまくいっている」と期日の報告を行いました。

建設アスベスト2陣訴訟 和解期日

矢野全国連絡会事務局は「原告を先頭にアスベストの恐ろしさを多くの人に知らせてきた今までの運動で国に勝利し、未提訴の被害者への給付金も成立し、大きな運動の山は越えたが、企業の謝罪なしにはこの運動は終われない」と儲けのためにアスベストを売り続けた企業を追い詰める運動の必要性を重ねて訴えました。

2021年11月16日 | 福建労Webニュース |

 

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