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2022年8月9日(火)

平和運動を引き継ぐ

日本が何をやったか知って欲しい

7月13日北九州市若松区にある平和資料館を教宣平和部長ら4人で取材に訪れ、館長の小野逸郎(おの いつお)さんにお話をお伺いしました。

戦争を風化させない

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北九州平和資料館は、2013年に小野逸郎さん、野依勇武・元北九州市議会議員(故)さんなどの尽力により開設されました。
展示物には、戦時中実際使われていた教科書や天皇からいただいた命よりも大事な銃剣にもなる三八式歩兵銃、「武運長久(武人としての命運が長く続くこと)」を願って日章旗(日の丸)に書いた寄せ書き、日本兵が中国の民間人に行った虐殺写真、戦費調達のための国債、私が一番驚いたのは、実際に中国で民間人の虐殺にかかわった人の顔写真と「生命の尊厳というものを教えてくれる先生がおったなら…」という証言が展示されていたことです。
当時は天皇の軍隊として、まず死ぬことが最高の美徳であるという教えが徹底的にされて、若い命が特攻隊や人間魚雷などに代表されるように、美徳として若い青年が亡くなっていきました。
取材の終わりに小野さんに、この資料館で一番伝えたいことをお伺いすると、「日本の始めた戦争で日本兵がアジアで何をやったかそれをきちっと知って欲しい。それを内外に知らせることで、日本は海外から信頼される」と結びました。

2022年08月09日 | 福建労Webニュース |

 

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