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相円寺の薬師如来(苅田町)

2023年2月

相円寺の薬師如来(苅田町)

鍾乳洞内に建てられた本堂の中の薬師如来坐像

歴史と風景穏やかな時を過ごす坐像

苅田町の殿川ダム近くにある鍾乳洞内に建てられた本堂の中の薬師如来坐像。自然が作り出した鍾乳洞内に建てられた本堂の中に約3メートルの薬師如来坐像が安置されています。平安時代末期から鎌倉時代に作られたとされており、地元では「内尾薬師」と呼ばれ親しまれています。

相円寺は小倉藩との縁が深く、2代目藩主、小笠原忠真が当時うつ伏せに倒れていた薬師如来坐像を修復しました。忠真の母は薬師信仰が深く、母を思い大切にしてきたという逸話もあります。また、修復の際に東大寺の大仏造立で有名な「行基の作」という銘が打たれていたとの逸話もあり、歴史の謎とされています。本堂へと続く参道の手前には、地元の方が作り安置した「インディーズ仏像」が出迎え、賑やかな表情を見せてくれます。

私が訪れたときは、父が住職を務める勝尾美里さん(京築支部・書記)と母の登美子さんが案内してくれて、慈愛に満ちた薬師様にお参りし、歴史や風景に思いを寄せる穏やかな時間を過ごすことができました。
秋には紅葉、春には桜の名所もあり、ぜひご家族と一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。

2023年2月

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