2023年4月
創業90年の地域の社交場
飲食店 日若屋
筑後市の玄関口であるJR羽犬塚駅前にお店を構える「日若屋」を取材しました。前支部長の永松隆志さんからの紹介です。
インタビューさせていただいたのは、5代目社長の盛田泰功さんです。
「日若屋」は、創業90年余り。初代店主は、羽犬塚駅に汽車が停まるとすぐさま駅弁を売りに走り、また出稼ぎの人々には朝めしを用意し、夜は仕事帰りの客の社交場となり、地域に根ざした大衆酒場になりました。相撲とも関係も深く、四代目社長の知り合いに力士も多くおられ、元力士が働いていたりなど繋がりがあり、九州場所の前には、ちゃんこ会を開催しているそうです。個室も「高砂」「武蔵川」など相撲にちなんだ名前が付けられています。
名物をお聞きすると、「玉子焼」や「はりはり漬」とのこと。特に玉子焼は、大きくて甘く、子どもから大人まで大人気の逸品です。食材も自社農園で育てた新鮮で旬の野菜を使用されていて、どのメニューもボリューム満点のものばかりです。新型コロナウィルスの影響で、厳しい時期もありましたが、やっと元通りになるスタート地点です、まだまだ今からですと言われます。
福建労の提携店であり、Fカード提示で、ソフトドリンクがサービスです。支部でも、一斉宣伝行動のあとにおにぎりや豚汁を鍋で持ってきてもらったり、120人収容の宴会場もあるので、色々な行事の際に利用させてもらっています。
2023年4月