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2024年10月
県 無形民俗文化財 今井祇園行事(行橋市)
今井祇園行事は、福岡県の無形民俗文化財の指定を受けた今井津須佐神社を中心に7月中旬から8月初旬にかけて行われる夏祭りです。鎌倉時代の1254年、疫病が流行した際に、地頭らが京都の祇園社の分霊を迎え祀ったところ、霊験あらたかだったため、翌年から祇園祭を奉納するようになったと伝わります。
主な行事である連歌と山車を紹介します。
連歌は複数人が集い、かわるがわる五七五の長句とそれに対応する七七の短句、さらにその短句に対応する長句、というように詠み継ぐ詩歌です。今井祇園行事では、室町時代の1530年以来、約500年にわたって毎年連歌が奉納されてきました。室町時代以来の伝統を守り続けているのは、国内で今井祇園行事だけです。
山車は、4基の曳山(車輪があり綱でひく山)、2基の舁山(かつぐ山)の計6基が巡行していたと伝えられています。現在まで巡行しているのは今井西町の曳山だけでした。しかし、元永地区の若手有志が2007年復元に着手し、2018年に元永山笠が復活しました。大きさは『高さ約17メートル、全長13メートル、重さ約5.5トン』曳山としては国内最大級クラス、近くでみると迫力があります。総勢100人超のかつぎ手で力を合わせ掛け声と共に持ち上げます。持ち上がると見物客から拍手と歓声が上がります。
境内には露店も並び多くの人で賑わいます。子ども数人が金魚すくいをしていると、元永山笠をかつぎ終えたお兄さんから「もう一回はおじちゃんのおごりや」と一言!新しいポイがその場にいた子ども達に配られます。もらった子ども達は大喜び。こんな楽しい記憶が子ども達に残り、お祭りは続いていくのだと実感しました。
気になった方は来年ぜひお越しください。
〇今井津須佐神社
住所:福岡県行橋市元永1299
2024年10月











