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福建労Webニュース
2015年2月25日(水)
60周年記念式典・祝賀会開催団結と闘いで切り開いた60年
福建労は、仲間の団結と闘いできりひらいた60年の歴史を祝い、今後の闘いに生かそうと、2月22日福岡市「都ホテル」で、「福岡県建設労働組合 創立60周年記念式典・祝賀会」を開催しました。当日は福智町町長や国会議員5人、県会議員8人、全建総連関係30人、協力・共闘関係30人など234人の出席でした。困難乗り越え、要求ある限り組合は前進する
下川執行委員長は、主催者あいさつで、来賓へのお礼をのべたあと、「福岡市西新の現場で、大工が天井から落ちて大けがをした。工務店からも何の補償もなく労災も出ない。そういう中、一緒に働いていた仲間も含めて、なんかとかしないといけないということで、大工の先輩18人が1955年1月に組合を立ち上げた。
当時は戦後復興のために、お金を集めないといけない時代で、職人にも事業税をかけるとか、健康保険もない状態の中から、健康保険制度をつくる運動も取り組んできた。そして何よりも仕事確保や労働条件の向上など、先輩たちは多岐にわたった活動をしてきた。先輩たちが先進的に頑張ってこられ、今60周年を迎えることができた」と当時の福建労が出した『大工組合をつくろう』というチラシを紹介しながら、当時の状況をのべました。
「また若い人が入ってこない現状の中、その待遇を少しでも引き上げていくということで、国土交通省も4年連続の設計労務単価の引き上げもおこなわれたが、現実には現場に届いていないのが実態」とのべ、「適正な単価を現場に届けるためにも法定福利費を含む標準見積書を仲間全員が取り上げて要求していくことが大事で、公契約条例制定問題でも日々取り組んでいる」と強調しました。
「増税反対の運動や社会保障の拡充の運動、アスベストの被害根絶と全面救済を求めて闘っている。
この式典を増勢で迎えるため、仲間の大奮闘で組織拡大では、前大会現勢より150人の増勢になっている。これを要求実現の力にしていきたい。建設産業全体を見据えた民主化、待遇の改善でこれからも頑張る」と決意をのべました。
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