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福建労Webニュース
2025年2月3日(月)
15,706人で迎えた70周年記念式典・祝賀会
16,000人実現へ新たな決意
1月26日オリエンタルホテル福岡博多ステーションホテルで、創立70周年記念式典・祝賀会を開催しました。
その式典には、服部誠太郎福岡県知事はじめ国会議員・県会議員、全建総連関係、協力・共闘関係、全支部の仲間など286人の参加で盛大に開催されました。
仲間のいのちと暮らし守る砦に
石本利道実行委員長の挨拶のあと、主催者あいさつに立った隈本正継執行委員長は、来賓へのお礼を述べたあと「福建労は一貫して建設産業で働く仲間の組織化、民主的団体と協力も得て多面的な要求の実現に努力してきた。
希望が持てる建設産業にするために、昨年全国の仲間と取り組んだ「国会請願100万人署名」で実現した「第3次担い手3法」の施行を力に、12年連続で引き上げられた設計労務単価を現場に反映させるため処遇改善と合わせて建設キャリアアップシステムの推進、福利厚生費や安全経費を含めた工事単価を求めて、さらに運動を発展させて適正な賃金を現場に届ける」
アスベスト問題の早期解決・憲法を守り生かす
さらに隈本委員長は、「建設アスベスト問題も十数年の闘いで国とは和解したが、被害者への面談にも応じない建材企業との闘いを今後も続ける。さらに今後ピークを迎える建築物の解体についての補助制度も求めていく。仲間のいのちと暮らしを守る立場から平和憲法を守り軍事費増強に反対、日本と世界の平和につなげる運動を推進する」
12年連続増勢へ
組織拡大では、「つながり強化のために訪問・対話に旺盛に取り組み、12年連続の増勢を仲間と取り組んでいく。結成時の原点に立ち返り仲間の仕事と暮らし、我が国の平和と民主主義発展のために奮闘することを決意する」と挨拶しました。
福建労と政策協定を結んだ服部誠太郎県知事が来賓あいさつ
続いて服部誠太郎福岡県知事が、来賓挨拶に立ちました。
服部知事は、「70年の長きにわたって建設職人の処遇改善に尽力してきたこと、毎年のように起こる災害に最前線で対応してきたことに敬意を表す。建設産業は、人手不足・人材不足確保が課題。女性も含めて多くの人に建設業の魅力を知って欲しい。それには働き方改革などによる現場閉所日の設定やインフラの整備など労働条件の改善が必要。物価上昇を上回る賃金の実現、特に中小の企業の皆さんが力をつけるように処遇改善に努め、やっぱ福岡に住んでよかったバイと思えるように頑張る」と発言しました。
せやろがいおじさんが記念公演
その他の来賓あいさつの後「福建労70年の歩み」を矢野誠顧問と丸林書記長が紹介し、功労者表彰を行い式典を閉会。祝賀会では、田村貴昭衆議院議員、仁比聡平参議院議員、野田国義参議院議員があいさつ、佐々木允県会議員が乾杯の音頭をおこないました。
記念講演では、YouTubeなどの動画投稿で有名な「せやろがいおじさん」が登場。
全建総連の仲間による来賓あいさつに続いて3月に福建労が冠スポンサーとして行われるソフトバンクオープン戦の応援団ハニーズのショーが行われ、春の仲間づくりに向けて全支部が決意表明を行い、矢野路治副委員長が閉会あいさつをし、最後は隈本委員長の団結ガンバローで閉会しました。
2025年02月03日 | 福建労Webニュース |